自分のセフレ募集の方法は、完璧に間違っていたようです。
基本的に、ツイッターの中には出会いの欲しい女の子はいない。
裏垢で1回目だけ援交条件を付けているのは、120%援デリという風俗業者だけ。
さらに悪質な奴だと、美人局を働くなんて言うんですから驚かされました。
「でもさ、本物の女子高生じゃなくて、実は御の字かもしれない」
「騙されたのに、良かったって?」
「本物JKだったら、逮捕のリスクが高くなるからね。仕事もなくなり、社会的な地位も地に落ちるぞ」
そう、言われてみればその通り。
ニュース番組などで、頻繁に金銭授受で警察に捕まったなんて、流れているんです。
JKとの援交に成立した罪で逮捕される事態から回避できました。
セフレ探しには失敗したけれど、もしかしたら事なきを得たのかもしれません。
手を出すなら、せめて女子大生にしたらどうかと、野坂は言います。
「俺が日頃から愛顧している出会い系のハッピーメールなら、素人の女の子とパコパコすることができるよ」
野坂の発言に、強烈な関心が湧き上がりました。
「いつの間に、セフレなんか作ってたんだ?」
「良いセフレの作り方が分かったからね、最近は楽しめているよ」
「ハッピーメールって有名な名前だけど、そこはまとも?」
「マジで、健全そのものだよ。素人の女の子たちが集まってるし、悪質な利用者いないし、まさに天国と言っても間違いはないね」
ツイッターで、セフレ探しに失敗している自分です。
起死回生の一撃が欲しい気持ちでした。
もしかしたら出会い系のハッピーメールで、結果が生まれるのではないかと、期待する気持ちが出てきました。
「18歳以上じゃないと利用できないから、オフパコしても問題無し。性に飢えている女の子も確実にいる。攻略次第では魅力的な男女関係を作れるのは本当だ」
野坂の力強い発言に、心が弾みました。
性的な部分で満たされていない自分です。
セフレが欲しい気持ちは、なくなりません。
出会い系のハッピーメールなら、自分の希望が実現できるかもしれないのです。
不思議な高揚感を感じてしまっていました。